『郡道先生の1から歴史を学ぼう!(1)』 感想

はじめに

この記事では、郡道先生による歴史の授業配信の感想についてまとめる。

まとめる内容は、配信についての情報や、授業内容のメモ、私の感想などである。



郡道先生について


配信情報

  • 配信日:2020年4月16日
  • 授業内容:旧石器~古墳時代
  • 動画時間:1時間30分程度

youtu.be


感想

 私にとってこの配信は、歴史を復習するためのとてもありがたい存在になった。

 中学校を卒業したのは今はもう昔で、 高校でも歴史からは逃げて、大学ではほとんど触れもしなかった。 そのため、中学校で習うレベルの内容でも半分くらいは忘れてしまっていた。

 そんなときに、この配信を見つけて復習にちょうど良さそうだなと思って見始めた。

 まず、郡道先生は本職でも教師をやっているということで教えることが上手い。 どういった流れで教えるべきかということや、 何を教えて何を教えなくていいかという線引きなどが、 しっかり考えられているように感じた。

 また、準備にかなり時間を使っているのだろうなとも思った(これは本人も配信内で言っていた)。 教師を仕事にしているといっても、 この授業配信では、教科書などの資料をそのまま使えなかったり、 あくまで配信ということである程度の面白さが必要になったりなど、 学校の授業と同じように進めることができない要素がたくさんある。

 そんな中でも授業配信をしようという気持ちが出てくることはただただ凄い。 教えることが本当に好きなんだろうなと思う。 そうでなければ考えなければいけないことが多すぎて、配信で授業なんかやろうとは思えないだろう。 配信だと、視聴者の年齢層も様々で、視聴者数も数千人以上、ときには一万人も超える (実際にこの配信では一万人を超えていたようだ)。

 この配信を通して、私も再び歴史に触れることができた。 高校でも大学でも理系の道を進み、歴史が嫌いというわけではないけども、 これからの人生ではもう歴史を勉強することはないだろうと思っていた。 しかし、ここでまた歴史を勉強する気になれた。 このことに感謝したい。

 すでに第6回まで配信されているので、 ゆっくりアーカイブを追っていきたい。 また、次の配信ではリアルタイムでの視聴もしてみたい。


授業内容のメモ

旧石器時代(~一万年前頃)

  • 日本はまだ大陸と地続き
  • 氷河が溶けたことなどによる海面上昇で日本列島が誕生
  • 1949年、相沢忠洋が群馬の岩宿で打製石器を発見 → 旧石器時代の証明

縄文時代(一万年前頃~)

弥生時代(前四世紀頃~)

  • 稲作、金属(青銅器)、弥生土器、高床倉庫
  • 稲作により人々は定住を開始→村や国の誕生
  • 「弥生」は土器が発見された地名(東京の弥生町)
  • 遺跡:登呂遺跡(静岡)、吉野ケ里遺跡(佐賀)
  • 吉野ケ里は環濠集落(防壁がある→戦争)

これらの時代についてどう調べたのか

これらの時代の日本と中国の関係

  • 57年、中国の皇帝が金印を日本へ(漢委奴国王)
  • 金印:福岡県の志賀島で発見
  • 日本の王たちは中国に認めてもらうために、中国へ
  • 239年、邪馬台国の女王である卑弥呼が活躍

古墳時代(三世紀頃~)

  • 古墳の種類:方墳、円墳、前方後円墳(大阪の大仙古墳など)
  • 埴輪:供え物、副葬品(亡くなった人と共に埋葬)
  • 大和朝廷(または大和王権など):日本を支配する大君を中心とした組織
  • 高句麗新羅との戦い(朝鮮)
  • 氏姓制度:例、蘇我 臣 入鹿(グループ名 地位名 人名)
  • 渡来人:漢字や仏教

おわりに

今回は郡道先生の歴史授業配信を見た感想などについてまとめた。

再び歴史を勉強する気になれる素晴らしい配信だった。


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