はじめに
ここでは、にじさんじのライバーの方々のブログについてまとめる。 まとめる内容は、ブログの更新頻度、ブログの内容、私の感想など。 ライバーの方々がブログをやっているかどうかは、「にじさんじ非公式Wiki」(にじさんじ Wiki*)で調べた。
現在、にじさんじライバーの方でブログをやっている人数はおそらく7人。 全員、「note」を使用している。
記事作成日:2020年6月11日
安土桃
2020年6月から記事を書き始め、6月11日現在では記事数は2つ。 記事の内容は、VTuberとして配信することに対する安土さんの考えなど。
文章は口語のような言葉遣いで書かれており、自然で読みやすい。 日記を書くブログなどでは文章でも口語がよく使われると思う。 読み始めでは、考えていることをそのまま書いていくスタイルのように感じたが、 しっかり推敲を行っているらしく、ブログに対しても真摯に向き合う方なのだと思った。 また、「読んでもらうこと」を意識しているためか、文章からエンターテイメント性も感じる。 単純に文章を書くことが得意な人(または、好きな人)なのではとも思った。 安土さんの考えがしっかりと伝わってくる素晴らしいブログだと思う。
鷹宮リオン
現在、最後の記事は2019年11月。記事の数は合計で7つ。
記事の内容は、鷹宮さん自身の配信の紹介や、夢日記のまとめ、ご自身の情報のまとめなど、 Twitterではまとめにくいものなどをnoteで書いているといった様子。 noteの有効活用である。
文章はお嬢様口調。 生まれ育った気質が文章にも宿っている。 記事では、高宮さんオススメのアーカイブ情報や今後のスケジュールの発表などが行われている。 また、その他にも「よく聞かれる質問まとめ」という記事で、 鷹宮さんについての情報がまとめられており、 「好きな作曲家:ラフマニノフ」や「好きな画家:モネ」などと回答されている。 本当にお嬢様みたいだ。(お嬢様なのだけれども。) 今のところ、2019年11月以降、更新されていないが、 「気が向いたら書く」スタンスのようなので、 いつかまた更新されそうではある。
月ノ美兎
現在、最後の記事は2020年2月。記事の数は合計47つ。多い。
記事の内容は、「note」の名前に則り、数学や英語、世界史、古文などの授業ノートの写真を公開している。 「つまりわたくしの授業ノートを公開すれば看板に偽りナシ!!」(「2019/4/16 数学」より引用)とのことで、 月ノさんは自分が現役高校生であることの証明を試みているようだ。 しかし、実際には授業内容よりもラクガキの割合が大きい。 たとえ高校生でもそんなにラクガキばっかりではない気がする(人それぞれか)。 また、文章は書き慣れている人のそれだった(記事「夏休み」など)。 月ノさんはなんでもできそうな雰囲気をまとっているので、 ブログでも文章でも簡単に書いてしまいそうだ。
でびでび・でびる様
現在、最後の記事は2020年5月。記事の数は合計14つ。 今年に入ってからの記事はまだ一つだが、そこそこ頻繁に更新されているようだ。
記事の内容は、映画や小説のレビュー。 悪魔の中の悪魔、本物の悪魔によるレビューはとても新鮮なものである。 映画レビュー記事に添えられているイラストは、でびる様自身が描いているらしく、 独特でどこか怪しさを感じる悪魔的な絵であった。
レビューにネタバレが含まれる場合は、そのことをしっかり教えてくれていて、 悪魔にもそういった優しさがあるのだなと感動した。 ありがたい。
文野環
2020年6月にもすでに記事が一つ。記事の数の合計は14つ。 一月に1~2つペースでコンスタントに記事を書いているようだ。 継続的に何かをこなすということは、文野さんのイメージとは少しかけ離れているように思えたが、 よく考えてみたら継続的に配信をしているのだから、ブログくらい簡単に書けてしまうのか。 文野環おそるべし。
記事の内容は日記のようなもの。 猫目線で語られる日記は、発想力に富んでおり、小説が書けてしまいそうだなと思った。 文野さんの小説、絶対に面白い。 ルールに縛られない自由な発想力、想像力。 これは配信で見る文野さんのイメージ通りであった。
それに対して、文章自体は思った以上にまともである。 絵文字を多用していたり、かなり砕けた口語の言い回しではあるが、 とても読みやすく、分かりやすい。 やはり小説が書けるのではないか。
モイラ
2019年5月に5つの記事。今のところ、それ以降に記事はない。
記事の内容は短編小説。 ここで内容を書くわけにもいかないので、 みなさんは実際に読んでみるしかない。 モップルとは何か。 私はモップルと出会ったことはないが、 どこかには必ず存在するだろうと思っている。
人生では時にリスクを背負う必要がある。 何かを得るためには、別の何かを差し出さなければならない。 当たり前のようだが、人はそのことを忘れてしまう。 自分の身を犠牲にしながら何か手に入れる生き様、 モップルはそんな生き様へ赴くために背中を押してくれる。 そして、クライマックス。恐れるべきはモップルか、人間か。
雪城眞尋
2020年に入ってから書き始めたようで、これまでの記事の数は18つ。
記事の内容は日記。
私はにじさんじライバーの方々のブログにおいて、雪城さんのブログを読んだときが最も驚いた。 それは、良い意味で「にじさんじっぽさ」を感じなかったからだ。 他のライバーの方々のブログからは、独特な雰囲気、「にじさんじっぽさ」が感じられる。 それは、素で「にじさんじっぽさ」が出ているのかもしれないし、 にじさんじのライバーだから「にじさんじっぽさ」を取り入れなければならないという思いがあってのことかもしれない。
しかし、雪城さんのブログは「にじさんじっぽさ」がないように思う。 そしてそれは良いことだと私は思っている。 「にじさんじっぽさ」がないということは、 新たなにじさんじの可能性があるということ。 同じような雰囲気を纏うよりも、全く別の雰囲気を編み出して、 これまでにないライバーになってみると良いのではないだろうかと思う。 あと、ここまで何度も「にじさんじっぽさ」と書いたが、 「にじさんじっぽさ」とは何だろうか。
(名伽尾アズマ)
たまたま見つけた。 見つけないほうが良かったのかもしれない。 良く分からないけども。 誰かのためになるならば、ここにリンクを貼っておこう。
おわりに
にじさんじライバーの方々のブログについてまとめた。 ライバーの方々の文章を読んでみたいという思いからこの記事を書くまでに至った。 もしかすると、ところどころ上から目線な物言いになってしまっているように感じなくもないが、 直すには時間がかかるので、このへんにしておこう。 上から目線な言い回しになっていたら申し訳ない。
やはり文章は、その人の話や会話などとは違った一面が見える。 筋肉の速筋と遅筋のような違いだ。 会話は瞬発力だが、ブログなどの文章は時間をかけて書くことができる分、 その人の考えの組み立て方や物事をどのように伝えるのかなどが分かる。 そういった点において文章はおもしろい。 すでに更新が止まっている方もいるが、 定期的に更新している方もいるので楽しみに待ちたい。