はじめに
にじさんじの二次創作を行うにあたって、 何をやってよくて、何がダメなのか、まとめてみた。
詳しいことは、公式の「二次創作ガイドライン」に書かれているため、 そちらを読むべし(これを読んで調べた)。
- はじめに
- 二次創作できる人
- そもそも二次創作とは何か
- 二次創作の対象コンテンツ
- やっていいこと
- ダメなこと
- その他に気をつけること
- 分からないことがあったら
- ガイドラインを読んで気になったこと
- おわりに
二次創作できる人
まず、ガイドラインでは二次創作できる人が定められている。
それは、世界中の「個人」または「法人格を持たない団体」である。
つまり、個人や複数人でのファン活動であれば、二次創作が認められるということ。
そもそも二次創作とは何か
ガイドラインによると二次創作とは、 にじさんじのコンテンツに新たな独創性を加えて、新たな作品を生み出すこと である。
例として、ライバーのイラストを元にオリジナルのイラストを描くことなどが二次創作ということになる。
二次創作の対象コンテンツ
ガイドラインによると、 いちからが著作権を有する公式キャラクターやイラスト の二次創作が認められるとのこと。
つまり、二次創作を行う場合は、いちからが著作権を所有しているものかどうか調べる必要がある。
やっていいこと
ガイドラインを守ってさえいれば、いちからへの連絡・申請なしで二次創作物の公開ができる。
さらに、趣味の範囲内であれば販売も可能らしい。 コミケやオンラインでの販売をやってもいいというのは自由度が高くてありがたい。
しかし、あくまでも趣味の範囲である。 事業活動(お金を稼ぐための活動)としての販売は基本的にダメらしい。 その辺の線引きはいちから自身が行うということなので、 気になる人は問い合わせたほうが良い。
ダメなこと
二次創作と認められないことはやってはいけない。
例えば、
- いちからや他の人のイラストをそのままコピーして使用
- いちからや他の人のイラストを少しだけアレンジして使用
などは二次創作とは認められない(おそらく著作権侵害になる)。
その他にも、 他人の権利侵害、反社会的、宗教的、政治的、イメージを損なう行為 などはダメである。
また、先ほども書いたが、 事業活動(お金を稼ぐための活動) は基本的にダメらしい。
趣味の範囲なら販売も可能だが、 趣味の範囲を超えて収益化を行いたい場合はいちからに問い合わせる必要がある。
その他に気をつけること
その他にも、気をつけたほうが良さそうなことを箇条書きにしておく。
- 「公式作品である」という誤解を与えてはいけない
- 二次創作物を公開した時点でガイドラインに同意したことになる
- 各ライバーが定めたルールも守る(例:卑猥なイラストはダメ)
- いちからが二次創作物を配信やSNSなどで利用する可能性がある
- ガイドラインは変更されることがあるので要確認
分からないことがあったら
ガイドラインを読んでも分からないことがあれば、問い合わせてみよう。
ガイドラインを読んで気になったこと
*この項は私の個人的な考えなので間違っている可能性がある
二次創作ガイドラインを読んで気になったことがある。
それは、 全ての創作活動を対象にしていないこと である。
例えば、「切り抜き動画」はどういう扱いなのだろう。 あれはライバーの配信をそのままコピーしているとも言えるので、 二次創作ではないだろうが、 規制をしようともしていないので「グレーゾーン」と言ったところだろうか。
他には「音楽」。 にじさんじの方々は多くの歌ってみた動画などを出しているが、 二次創作ガイドラインでは音楽については触れられていない。 おそらく、音楽は音楽で権利関係が難しいからだと思われる。
そして「小説」。 私は二次創作の小説を書いて、pixivに投稿している。 私としては二次創作ガイドラインに則っているつもりだが、 ガイドラインには「小説」という単語は出てこない。 「公式キャラクター」の二次創作は認められているので、 その点において「小説」の二次創作作品は問題ないと考えているが、 少し心配ではある。
ということで、気になったことは公式に問い合わせよう。
おわりに
ここではいちからの二次創作ガイドラインについて書いた。
ガイドラインを読みながら、二次創作においてやっていいこととダメなことをまとめた。
こうやってガイドラインを策定して、自由に二次創作活動を行わせてくれるのは本当にありがたい。
気になる部分が残っているといえば残っているので、 そのへんは問い合わせをするなどして、各自解消していければと思う。