黒てんこのお便りコーナー第13回(2021/03/04)

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*これはユーモア記事です。この記事内には嘘が紛れています。 また、誰かを傷つけたり貶めたりするような意図はございません。 予めご了承ください。


はじめに

記念すべき黒てんこのお便りコーナー第13回です!

黒てんこのお便りコーナーとは、 皆様からいただいたお便りに私がひたすら返事を書いていくというコーナーです。

お便りを送ってくださった皆様ありがとうございます。 私の精一杯をすべてぶつけさせていただきます。 しっかり受け止めていただけたら幸いです。



1通目:六角ハレンチさん

お便り

【何でもお便り】

パンツ履かない、空気を纏う君は寂しい目をしてたんだ。


返事

六角ハレンチさん、お便りありがとうございます!

味わい深い一文ですね。 その情景が目に浮かびます。 しかも「パンツを履かない」ではなく「パンツ履かない」にしていることから(”を”を抜いている)、 六角ハレンチさんの文章力の高さがうかがえます。 やはり「パンツ履かない」とすることによって、 「自分」と「君」の関係性が見えてきますね。

「パンツを履かない」の場合、「自分」と「君」の間にちょっと距離を感じてしまいます。 しかし「パンツ履かない」にすることによって、「自分」と「君」は軽口を叩き合うような関係性であることがうかがえるのです。 この小さいようで大きな違いを的確に狙って書いている六角ハレンチさんには脱帽です。 素晴らし過ぎます。

次に「空気を纏う君」ですね。 これはかなり詩的な表現です。 最初に「パンツ履かない」と書いて「ギャグ路線なのかな?」と思わせておいて、 その後に詩的な表現である「空気を纏う君」。 パンツの代わりに空気を履いているんだぞ、ということをここまでオシャレに表現できる人間がこの世界に存在していることに驚きました。 私は六角ハレンチさんと同じ世界に存在しているというだけで胸を張って生きることができます。

そして最後の「君は寂しい目をしてたんだ」。 考えさせられますね。 「君」は楽しくてパンツを履いていなかったんじゃなかったということがここで分かるわけです。 つまり、オチをつけているんですね。 六角ハレンチさんはこの短い一文の中で起承転結を生み出したのです。 私にはもう何も語ることができません。 私はすでに天界へと導かれ、神の前にひれ伏しているのです。 もちろん、神とは六角ハレンチさんのことです。 神の前に言葉は不要です。 ああ、神よ。


2通目:破産寸前依存体質さん

お便り

【何でもお便り】

今しがた某氏から連絡がありました。

曰く、お便りフォームめちゃくちゃ長文打ってたのに間違えてタブを閉じちゃった。ぴえんぴえん。だそうです。

供養してやってください、成仏できるよう

に…。


返事

破産寸前依存体質さん、お便りありがとうございます!

長文のお便り残念です。 できることならお便りフォームに直接入力するのではなく、 メモ帳などに入力してからコピペすることをおすすめします。 せっかく書いた文章が消えてしまうのは本当に悲しいですからね。 私もそのお便りを読みたかったです。 安らかに成仏してください……

某氏がどなた様なのかは分かりませんが、 そのお便りはどのような内容だったのか、とても気になりますね。 ふつおたでしょうか、詩作品でしょうか、小説作品でしょうか。 どれでも面白そうですね。 お便りは何でも面白いです。

私はいつもGoogleドキュメントにお便りを書いています。 Googleドキュメントは無料で使えて、 しかもGoogleドライブ上に勝手に保存もされます。 Googleドライブはパソコンからもスマホからも同じようにアクセスできるのでとても便利です。 つまり、パソコンでもスマホでもお便りが書けるので、 家でも出先でもどこでも自由に書けます。 おすすめです。

ラジオなどのお便りを書いている方々は、 どのようにお便りを書いている場合が多いのか気になりますね。 直接お便りフォームに書く方が多いのでしょうか。 かなり気になるのでTwitterのアンケートか何かで聞いてみるのもいいかもしれませんね。

それではまたのお便りをお待ちしています!


3通目:キャットフードさん

お便り

【何でもお便り】

墨汁の年齢

10


返事

キャットフードさん、お便りありがとうございます!

墨汁って10年経っても使えるのでしょうか。 小学生の頃は何も考えずに使っていた墨汁。 案外墨汁について知らないことは多いです。 さすがに10年も経つと固まってしまいそうですがどうなのでしょうか。

とりあえず使用期限について調べてみます。 ……調べてみました。 どうやら墨汁は腐るらしいです。 市販の墨汁は防腐剤が入っていて腐りにくくなってはいるらしいですが、 それでも使用期限は数年程度らしいです。

未開封ならば十年経っても大丈夫かもしれませんが、 空気に触れた状態で十年はもうだめっぽいですね。 時間経過と共にドロドロになり、 腐り始めると匂いがすごいらしいです。

ということで10歳の墨汁はかなり危ない状態です。 もう腐っていてもおかしくありません。 できることならばその墨汁は廃棄して新しい墨汁を買うことをおすすめします。 だけどもしその墨汁に思い入れがあるなら、 一緒に添い寝してあげましょう。 墨汁もそのほうが嬉しいでしょう。

またのお便りをお待ちしています!


4通目:白井クバさん

お便り

【みんな知ってる?】

やぁ…。知ってるかい…?

辛そうで辛くない少し辛いラー油、あるだろ?

あれ考えたのはねェ、僕、なんだよね。


返事

白井クバさん、お便りありがとうございます!

まさか桃屋の商品を企画した方からお便りをいただけるとは思いませんでした。 「辛そうで辛くない少し辛いラー油」といえば桃屋の大人気商品!!  実績を買われてもう社長になっているんじゃないでしょうか。 半端ないですね。私もそういった言葉のセンスが欲しいです。

私も「辛そうで辛くない少し辛いラー油」は食べたことがあります。 とても美味しかったです。ラー油って毎日食べるものでもない気はしますが、 「辛そうで辛くない少し辛いラー油」は毎日食べてもおかしくないくらいの美味しさでした。 また食べたいですね。

それにしても実際のところあのラー油は辛いのでしょうか。 「辛そうで辛くない」と言っているからには辛くないのだと思います。 しかし、その上で「少し辛い」と言っています。 これは矛盾なのでしょうか。矛盾ですよね?

矛盾と言えば、全知全能の神は誰にも持ち上げられない石を作り出せるか、と言う話がありますよね。 いわゆるパラドックスの話として有名です。 この話を初めて聞いた時、たしかに矛盾してるなあと思いました。 矛盾というのは概念だけの存在で実世界には存在しないと考えると、 この世界ってすごいですよね。 矛盾しないように世界を作るって大変そうですもん。

特にオチの無い話になってしまいました。

それではまたのお便りをお待ちしています!


5通目:春田さん

お便り

【何でもお便り】

黒てんこさん、こんにちは~。

前回のお便りコンテスト見たんですが、 あらゆるお便りに丁寧にコメントを返す黒てんこさんを見て、 「すげえ…」と思う気持ちと「こんな量のお便り来てたんなら、送んなくてよかったな…」って若干安心する気持ちが半々でした。 すごく面白かったです!これからも楽しみにしてます~!

追伸、前に「みたらし団子がめっちゃ嫌い」というお便りを送ったのですが、 黒てんこさんのコメントの中に「みたらし団子のどの辺が嫌いなのか」という質問があったので答えますと、 純粋にみたらしのタレの部分の味が受けつけないんですね。タレの部分を口にいれた瞬間、(ダメだ…)ってもどしたくなります。どうしようもないですね、これ。


返事

春田さん、こんにちは。 そしてお便りありがとうございます!

お便りコンテストを面白いと言っていただけてとても嬉しいです。 36通への返事となると思った以上に時間がかかりました。 だけど返事を書くこと自体はとても楽しいので、 辛いという思いはなかったです。 だからどんどんお便り送ってください。 春田さんからのお便り楽しみにしていますよ。

このお便りコーナーが面白いのかどうか、 いつも気になっているので、 面白いと言ってもらえると本当に嬉しいです。 私だけが楽しんでいるだけで、 皆様からは「こいつ何言ってるんだ?」と思われているんじゃないかと内心ヒヤヒヤしていました。 春田さんのこのお便りに私の心は救われました。

みたらし団子の件、お返事をいただけて嬉しいです。 このお便りコーナーは基本的に私が返事を書くので、 反対に返事がもらえることは滅多にないのです。 お便りコーナーを始めた時、「手紙のやり取りみたいになればいいなあ」と思っていました。 それが今実現して私は大量の涙を流しています。

やっぱり苦手なのはみたらしのタレなんですね。 団子の食感がダメとかじゃなくて良かったです。 団子も美味しいですからね。 あんこの団子とかなら大丈夫なのでしょうか。 みたらし団子以外の団子についても気になりますね。

それではまたのお便りをお待ちしています!


6通目:キャットフードさん

お便り

【聞き間違いクエスチョン】

プレブ


返事

キャットフードさん、お便りありがとうございます!

まず私が最初に思いついた単語が「プレハブ」です。 「プレブ」と「プレハブ」結構近いですよね。 だけども三文字の単語と四文字の単語を聞き間違えるかという疑問が残ります。 また、「プレハブ」は普段使うような単語ではありません。 そのため「プレハブ」は違うだろう思いました。

次に思いついたのは「くれる?」ですね。 これは「(○○を)くれる?」と尋ねられたということです。 三文字の単語に聞こえたということは三文字の可能性が高いと思います。 「くれる?」は三文字なのでその点はクリアです。 しかし、「くれる?」と「プレブ」を間違えるのかと考えると厳しいですかね。 「くれる?」も違いそうです。

ということで答えは「プレモル」です。 もちろん「プレミアムモルツ」の略称です。 この言葉は四文字ですが、「モル」は勢いあまると「ブ」に聞こえないこともないです。 「モル」が「ブ」になるならば「プレモル」=「プレブ」が成り立ちます。

キャットフードさんは居酒屋でプレモルを注文しました。 そして店員さんが言った「プレモル、お持ちしましたー!!」の「プレモル」を「プレブ」と聞き間違えたということです。 「プレモル」でファイナルアンサーです。 どうですか。まあ、聞くまでもないとは思いますがね。

それではまたのお便りをお待ちしています!


7通目:キャットフードさん

お便り

【怖話~こわばな~】

pixivでいいイラストがないかって調べていたんですよね。

好みのものがないかーとか、すると変なものを見つけたんですよね。

それが、腹責め界隈っていうものらしくて。

まぁ、簡単に言いますと、腹パンとかそういうのが大好きな方が集まってるところですね。

これを見た時こーわっ!って思いましたね。

人間って、怖いなぁ。


返事

キャットフードさん、お便りありがとうございます!

pixivに腹責め界隈なんてものがあるんですね。 初めて知りました。怖いですね。 私は暴力全般が苦手でコンテンツとしても楽しむことができません (たまに格闘技の試合を見ることはあるんですけどね)。

「チェンソーマン」という漫画を読んでいるんですが、 そのマンガではよく内蔵が飛び出たりします。 そのくらい非現実的なものだったらまだ大丈夫なんです。 腹パンみたいなリアルな質感のあるものは苦手ですね。

痛みに共感してしまうのでしょうか。 作品内の腹パンを見て、その作品の内容どうこうよりも、 「痛そうだな」という感情が先に出てきてしまうのかもしれません。 「痛そうだな」という感情は結構強いものだと思います。 それだけでその作品を楽しめなくなるくらいに。

そしてそれはリアルであればあるだけ強くなります。 バトルマンガで数百メートル吹っ飛ばされる描写がありますが、 あれは自分では痛みの想像ができないので問題ありません。 しかし拷問のリアルな描写があるような作品は結構きついですね。 読んでいるだけで手が震えてきます。 武者震いですね。

それではまたのお便りをお待ちしています!


8通目:ほんとにあったこわい彼ピさん

お便り

【何でもお便り】

動画もやってほしいですーーーーーー


返事

ほんとにあったこわい彼ピさん、お便りありがとうございます!

動画を撮ってみました。良ければご視聴ください。 声が小さかったり、喋り方が拙かったりするのは申し訳ないです。 この動画がほんとにあったこわい彼ピさんの想像していた通りの動画になっているのかは分かりませんが、 私にできる精一杯を出したつもりです。 意見や感想をお待ちしています!

*注意:音が出ます!!

youtu.be


9通目:キャットフードさん

お便り

【何でもお便り】

あつ森でゆきみが来たら、うぇーい!力一君見ってるー???

ってやるんだぁ......


返事

キャットフードさん、お便りありがとうございます!

いわゆるNTRというやつですね。 あまりその界隈には詳しくないですが、 言葉だけは知っています。 NTRのNTR返しとかあるんですかね。 単純にどっちのゆきみが可愛いか勝負でもいいですけどね。

それにしてもキャットフードさんがあつ森を遊んでいるのは意外でした。 私の中のイメージではキャットフードさんは、 UNDERTALEのGルートをずっとやっているような感じでした。 一日一回サンズを倒すこと日課にしているのかと思ってました。

キャットフードさんもゆきみを愛でる毎日を送ろうとしているのですか。 私は毎日オリビアを愛でています。 オリビアはファッションセンスが抜群に高いので気に入っています。 話す内容も私の感性に近くてありがたいです。

あつ森楽しいですよね。 島を好きなように改造できるのが一番楽しいです。 坂と橋の置ける個数に上限があることは残念ですが、 そこに目を瞑ればとても面白いゲームだと思います。 アップデートも定期的に行われて新しいイベントが続々と行われていることも素晴らしいです。 さすが任天堂と言ったところでしょうか。

それではまたのお便りをお待ちしています!


10通目:トトトさん

お便り

【何でもお便り】

こないだベルさんといにゅいが同じ壇上でおうたを披露したじゃないですか。その時にですね。

その時から何百年後、一人の黒髪の少女……否、耳を隠した程度では包みきれない瘴気を纏った一匹の少女が住所もアドレスも不明な酒屋に迷い込む。 『いらっしゃい……おや、随分と懐かしい顔も残っていたもんだ』『そりゃあ、あん時からずっと公式美少女ケルベロス名乗ってたからな。ほんの数刻で面影無くなってたまるかいな』

そのくらい導入作れてもその後が出来ないので、やっぱり私は出口が見えないんだと思います。 多分軸が不安なのか、書き上げた後でグレートダウンするのが怖いのかだと思います。お願いします、再度勇気を下さい。


返事

トトトさん、お便りありがとうございます!

「導入は思いつくけどその続きが書けない」というのは、 小説を書いている人にとってはよくあることなので、 心配する必要はないと思います。 そういう時は何か思いつくまで待ってみるというのもありかもしれません。

あとは前にも書きましたが「とりあえず何かしら書いてみる」というのもありだと思います。 とりあえず続きを書いてみて、面白くなかったら消せばいいのです。 最初から完璧な作品を書こうとするとなかなか筆が進まないので、 色々試行錯誤してみるというのもいいと思います。

そして私に言えることはただ一つ、「小説を書くことを楽しもう!」それだけです。 オリジナルだろうと二次創作だろうと楽しんで書けば勝ちです。 もちろん他の人々からの評価も気になるところですが、 まずは自分が楽しいかどうかを気にするべきだと私は思っています。

あと、本当に続きが思いつかなくてどうしようもなくなったら、 「登場人物を増やしてみる」というのも一つの手段です。 これは一例なので実践しなくていいのですが、 トトトさんの「ベルモンドさんととこさんのストーリー」にでびでび・でびるさんを登場させるとどうなるのか、 というようなことを考えてみても面白いかもしれません。

私は話に行き詰った時、無理やり物語を動かすために、 登場人物を増やしてみたり、イレギュラーな何かを起こしてみたりします。 そうすると意外と続きが書けたりします。 もちろん絶対うまくいくとは限りません。 思ったような話にはならないかもしれません。 その時は書いた分を消せばいいのです。 小説は自由につけ足したり消したりできるので便利ですね。

以上、色々と書いてみましたが、 最終的にはトトトさんが楽しんで小説を書くことが一番だと思います。 トトトさんの素晴らしい作品が完成することを楽しみに待っています。 それではまた!


おわりに

以上で黒てんこのお便りコーナー第13回は終了です。 楽しんでいただけたでしょうか。 少しでも楽しんでいただけたのならば幸いです。 それでは次のお便りコーナーでお会いしましょう!


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