もちとジョー・力一の不毛な対立とその解決方法


*これはユーモア記事です。この記事に書かれていることは嘘です。 また、誰かを傷つけたり貶めたりするような意図はございません。 予めご了承ください。



1. はじめに

1.1 もちとは誰か

 インターネット上にもちという人物がいる。 もち氏はモリョプロというアイドル事務所に所属しており、 舞元力一お便りerの王である(「お便りer」とはラジオにお便りを送る人のこと)。 いかにしてもち氏がお便りerの王となったかは次のまとめ動画を見るとよく分かる。 一時期のもち氏の舞元力一におけるお便り採用率は他を圧倒していた。

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1.2 もちの出禁事件

 しかし、もち氏の天下は長くは続かなかった。 2020年3月12日の『【舞元力一番外編】ひとくち嘘ニューススペシャル』において、もち氏は出禁を言い渡されたのだ。 舞元力一において出禁を言い渡されたのは後にも先にももち氏ただ一人だけである。 この出禁の詳細については次の切り抜き動画を参照していただきたいが、 簡単に出禁の理由をまとめると、一文のお便りを募集するコーナーに小説を送ったためである。

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1.3 もちの謝罪

 それでも、もち氏の権力は健在だ。 2020年3月19日、もち氏は舞元力一の出禁に対してTwitter上で謝罪文を出した(次に示すツイートを参照)。 その謝罪文には舞元力一の二人を煽るような文章が並び、どう読んでも謝罪をしているようには思えないが、もち氏はこれを謝罪文だと言い張るようだ。 また、この謝罪文ツイートには3千を超える「いいね」が付いており、もち氏が多くの舞元力一リスナーから認知されていることがうかがえる。

 舞元氏はもち氏の謝罪文に対して「よし、もち。アップしておけ」と返信した。 つまり、この謝罪を受けて、舞元氏はもち氏の出禁を解除してもよいと考えたのだ。 このことから、舞元氏はもち氏に対して歩み寄る努力をしていることが分かる。

 しかし、力一氏は謝罪文に対して一切の返信をしていない。 このことからも、もち氏と力一氏の間に存在する大きな溝を認識せざるを得ない。 もち氏も力一氏からの返信がないことに懸念を示していることが次のツイートから分かる。

 以上のことから、2020年3月時点で、もち氏と力一氏は明らかな対立関係にあることが分かった。


1.4 この記事の目的

 本記事では、もち氏と力一氏の不毛な対立について調査し、議論する。 第2章で、先行研究と本記事の有益性について述べる。 第3章で、いかにしてもち氏と力一氏が対立することになったのか、その経緯を調査する。 第4章で、もち氏と力一氏の対立の影響と、それを取り巻く環境について調査する。 第5章で、どうすればもち氏と力一氏の対立を解決できるのか議論する。


2. 先行研究と本記事の有益性

2.1 MO'RYOが行った研究事例

 先行研究としてお便りerのMO'RYO氏の研究がいくつかあげられる。 お便りerと力一氏の関係について考察した事例や、 力一氏だけに焦点を当てて考察した事例、 お便りerの生態についてまとめた事例などがある。 力一氏は知名度が高く、MO'RYO氏の研究をはじめ、力一氏に関連する研究はいくつか見つけることができる。 しかし、もち氏と力一氏の対立に焦点を当てた事例はまだ見受けられない。 それどころか、大変驚くべきことだが、そもそももち氏について言及した論文はまだ存在していない。 以上のことから本記事のテーマは新規性に富み、有益であると断言できる。

rocky-peppers.hatenablog.com

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2.2 もちが行った研究事例

 ここでもち氏の研究もいくつか紹介しておく。 もち氏はラジオに対する持論やお便りerとしての自分についての意見を自身のnote上で展開している。 本記事とは直接的な関係はないが、今回のテーマを考える上でもち氏の考えを知ることはとても重要である。

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3. もちと力一の対立

3.1 舞元力一の始まり

 2018年11月17日、にじさんじ所属のVTuberである舞元啓介とジョー・力一によってラジオ配信「舞元力一」が始まった。 この舞元力一の初回配信においても、もち氏のお便りが採用されている(次に示す配信の00:40:05~を参照)。 もち氏のお便りの内容、それに対する舞元氏と力一氏の反応、コメントの反応を見る限り、この頃のもち氏と力一氏の関係は良好のようである。 つまり、このときにはもち氏と力一氏の対立関係は存在しない。

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3.2 もちの好意的な返信

 もち氏も力一氏に対して好意的な反応を示している。 2018年11月28日、もち氏は力一氏の画像付きツイートに対して「顔が良い」と返信したのだ。 このことから、この時点ではもち氏は力一氏に対して好感を持っているようであった。


3.3 もちの全盛期

 もち氏の専門家や研究者の間では、2019年を「もちの全盛期」と考える場合が多い。 その理由として、2019年に配信された舞元力一第5回~第27回において、もち氏のお便り採用率が全お便りerの中で最も高かったことがあげられる。 また、このことからもち氏は舞元力一お便りerの不動の王となった。 もち氏の活躍については繰り返しになるが次のまとめ動画を参照していただきたい。

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 「もちの全盛期」においては、もち氏と力一氏の関係は良好である。 その理由として、不快に思っている相手のお便りは採用しないことが考えられる。 また、その考えの裏付けとして、もち氏と力一氏の対立が始まった2020年以降では、 もち氏のお便りは一切採用されていない。 この2020年以降を「もちの氷河期」と呼ぶ。


3.4 もちと力一の対立の始まり

 私の調査によると、もち氏と力一氏の対立は2020年1月に始まったと思われる。 というのも、2020年1月12日の『年賀状大喜利2020』において、力一氏はもち氏の年賀状を読んだ後、次のように発言している(次に示す配信の4:30:22~を参照)。

『――もちはとても愉快で、面白くて、良きハガキ職人であり、良きリスナーであるなというふうに思うんですけれども、ただそれはそれとして、同時に、業界の敵では、と最近思って――』

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 このように力一氏は2020年1月の時点でもち氏に対して疑心を抱いている。 疑心の原因については定かではないが、このときを境にして、もち氏と力一氏の対立が始まったと考えられる。 また、もち氏も力一氏の対応について不安を抱いたようだ(次のツイートを参照)。


3.5 力一の発言1

 さらに、もち氏と力一氏の対立は続く。 2020年10月26日の『舞元力一#45』で、番犬ワオワオ氏の「Twitterでバズるたびにもちが雑がらみしてくる」というお便りに対し、力一氏は次のように発言した(次に示す配信の01:10:50~を参照)。

『――もちに関してはですね、嘘ニュースのスペシャルでひと騒動あったじゃないですか。すげー長いね、創作のやつを読んで、舞元さんが出禁にして、その出禁宣言に対する反省文みたいなやつをTwitterにあげたらパーンといったんですよ、数字が。7千いいねとか、8千いいねくらいまで、今はもっと伸びているかもしんないけど。(もちは)あのあたりで変わってしまった。~(中略)~俺が煽り耐性がないっていうのをもちは把握しているから、ずっと言い続けていれば、俺が「またもちがこういうお便りを送ってきやがってさ」って言うのをみこして、それでもう一回Twitterに謝罪文を書いてバズるところまで見てるから――』

youtu.be

 力一氏のもち氏に対する疑心はより具体性を帯びている。 この発言から読み取れることは、明らかに力一氏はもち氏に対して敵意を持っているということである。 そして、この力一氏の発言にはさすがのもち氏もショックを受けたらしい。 もち氏は後日キャスにおいて力一氏に謝罪をした。 しかし、この謝罪に対して力一氏の反応はなかった。

twitcasting.tv


3.6 力一の発言2

 2021年になっても、もち氏と力一氏の対立は続く。 2021年1月24日の『年賀状大喜利2021』において力一氏は次のように発言している(次に示す配信の5:32:49~を参照)。

『――ていうかね、あの、これはまだ疑惑の段階なんですけども、もちはもうお便りは来るけど、配信はそんなに見てない、っていうちょっと疑惑があるんですよね。もう自分のコンテンツ製作で忙しくなっちゃってるから――』

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 力一氏が言う「もちのコンテンツ製作」とは、もち氏が2019年12月から始めたYouTube活動のことだろう(もち - YouTube)。 力一氏がもち氏の活動を認知しているということは周知の事実であったが、明言されたのはこのときが初めてかもしれない。

 もち氏は力一氏の発言に対し、2021年1月25日にTwitterで次のように反論した。

『でも、昨夜「これは生殖器…生殖器に違いない!あと俺の配信を見ていないに違いない!キィェォァアアア」って言ってたけど…。どうみても鼻ですよね(笑)ウケる』

 もち氏の文章は支離滅裂で要領を得ていないが、おそらく力一氏の発言に反論したのだと思われる。 また、この反論に対して力一氏からの反応はなかった。


3.7 力一の発言3

 さらに、もち氏と力一氏の対立は続く。 2021年2月23日の『ジョー・力一の深夜32時#31』において、 力一氏はもち氏のお便りを読んだ後、次のように発言した(次に示す配信の2:13:03~を参照)。

『――とうとうふつうにシコり始めたな――』

youtu.be

 これは明確な悪口である。 明らかに悪意を持って力一氏は発言している。 この力一氏の発言に対して、もち氏は切り抜きを作って対抗した。 いわゆる喧嘩の勃発である。 このことからも2021年2月時点で、もち氏と力一氏の対立が続いてることは明白だ。


3.8 対立の経緯まとめ

 調査の結果、もち氏と力一氏は2018年~2019年において関係はおおむね良好のようであった。 しかし、2020年に入った頃から力一氏の中にもち氏に対する疑心が生まれた。 その疑心は払拭されることなく、むしろ疑心は対立を生み出した。 そして現在に至るまでもち氏と力一氏の対立が続いているということになる。


4. 対立の影響とその周囲の環境

4.1 対立の影響度

 まず、もち氏と力一氏の対立の影響度を調査する。 対立の影響度とは、対立がその周囲に与える緊張感や圧迫感などの悪影響のことである。 この対立の影響度が高い場合、その対立は周囲に悪影響を与えていることとなり、 すぐにでも解決されるべき問題だと考えられる。 以上のことからもち氏と力一氏の対立の影響度を調査する必要がある。

 もち氏と力一氏の対立の影響度を調査するため、Twitterのアンケート機能を使用した。 Twitterは世界で最もユーザー数の多いSNSであり、客観的なデータを収集する上で最も有効的なサービスである。 また、Twitterのアンケート機能はもち氏と力一氏の対立を調査する手段として最も適していると考えられた。

 もち氏と力一氏の対立の影響度の調査結果を次に示す(有効回答数:14)。

 この調査結果から、やはりもち氏と力一氏の対立の影響度は高いと言わざるを得ない。 85.7%もの人々が対立の悪影響を少なからず受けているのである。 前述した通り、悪影響を与える対立はすぐにでも解決されるべきである。 また、このことからも本記事のテーマの有益性が認められると言えるだろう。


4.2 もち派陣営と力一派陣営の割合

 次に、もち派陣営と力一派陣営の割合を調査する。 これは対立の勢力図を把握するためである。 つまり、現在において、もち派と力一派はどちらの陣営が強いのか、ということを調査しようと試みた。 それぞれの陣営の勢力を把握できれば、対立解決のきっかけを掴むことができると考えた。

 今回の調査でもTwitterのアンケート機能を使用した。 Twitterのアンケート機能の有効性は前述した通りである。

 もち派陣営と力一派陣営の割合の調査結果を次に示す(有効回答数:13)。 ちなみに、もち派陣営が「猫」、力一派陣営が「人」である。 もち氏が「猫」であること、力一氏が「人」であることは周知の事実だ。

 この調査結果には驚きだ。 知名度的に力一氏陣営の勢力が圧倒すると思われていた。 しかし、実際には力一氏陣営の勢力が46.2%、もち氏陣営の勢力が53.8%となり、 もち氏陣営の勢力の方がやや優勢である。

 この結果を分析すると次のことが言える。 対立解決のためには強者が弱者に歩み寄る必要があるという理論から、 もち氏陣営が力一氏陣営に歩み寄る必要がある。 もしくは、多くの人が人間よりも猫の方が好き。


5. 対立の解決方法

5.1 対立と喧嘩

 本章ではもち氏と力一氏の対立の解決方法を議論するが、 その前に「対立」と「喧嘩」について述べる。 本記事では一貫して「対立」という言葉を使ってきた。 この「対立」は「喧嘩」と言い換えることができる。 どういうことかと言うと、「喧嘩は同じレベル同士でしか起こらない」という基本原理を利用すると、 「同じレベル同士の対立は喧嘩である」という理論を導くことができるのだ。 本記事の第4章でもち氏陣営と力一氏陣営の勢力はほぼ等しいことを示した。 このことから、本記事のテーマを「もちとジョー・力一の不毛な喧嘩とその解決方法」と言い換えることができる。


5.2 仲直りの方法

 喧嘩の仲直りの方法について調査する。 「喧嘩 仲直り 研究」で検索すると、 一番上に『仲直りの進化社会心理学: 価値ある関係仮説とコストのかかる謝罪』(大坪2015)という論文がヒットした。 よってこの論文を読むことで調査を行う。

仲直りの進化社会心理学:価値ある関係仮説とコストのかかる謝罪

 この論文から読み取れたことを列挙する (半分くらい読んだところで挫折してしまったので内容を十分に読み取れなかった。ご了承願いたい)。

  1. 仲直りとは悪化した二者の関係が葛藤前の状態に回復することである
  2. 仲直りはストレスの低減などのために行われる
  3. チンパンジーの仲直り方法として、相手に近づき、抱き合い、キスをする場合がある
  4. 仲直りのシグナル:特定の鳴き声を発しながら近づく
  5. 人間の場合、仲直りのシグナルは謝罪かもしれない

 この論文が意味していることは私の知識不足ゆえに理解できなかったが、 人間の仲直りのためには謝罪が必要かもしれないという知見が得られた。 また、それに加えて、Twitterを使用して仲直りの方法の調査を行った。 調査方法は次に示す通りである(有効回答数:4)。

 Twitterを使用した調査でも仲直りのためには謝罪が必要であると分かった。 以上のことから、もち氏と力一氏が仲直りするためにも謝罪が必要である (もしくは、抱き合いキスをすることが必要である)。


5.3 どちらが謝罪をするべきか

 もち氏と力一氏のどちらが謝罪をするべきか(あるいは抱き合いキスをするべきか)、この答えはすでに出ている。 第4章で「もち氏陣営が力一氏陣営に歩み寄る必要がある」と述べた。 つまり、もち氏陣営から力一氏陣営に対して謝罪が必要であるという結論になる。 もち氏陣営が謝罪をすることでこの対立は解決するはずだ (もしくは、抱き合いキスをすることで解決するはずだ)。


6. おわりに

6.1 まとめ

 本記事ではもち氏と力一氏の不毛な対立について調査し、議論した。 第1章ではもち氏と力一氏の関係について述べた。 第2章では先行研究と本記事がいかに有益性であるかを述べた。 第3章ではもち氏と力一氏の対立の経緯を時系列的に調査した。 第4章ではTwitterのアンケート機能を用いて、対立の影響と周囲の環境について調査した。 第5章ではもち氏が力一氏に歩み寄ることで対立が解決できることを示唆した。

 本記事は、もち氏と力一氏を無理やり絡めたものを書きたいという欲から生まれた。 つまり、私が面白がるためだけに本記事は存在する。 ここまで読んでくれたあなたには心から感謝する。 少しでも楽しい気持ちになっていただけたのなら幸いである。 もち氏と力一氏にも感謝、そして謝罪をしたい。

 二人の対立は外から見ている分にはとても面白い。 しかし、いずれプロレスの域を超えて本当に仲が悪くなってしまうのではないかという杞憂もある。 私としては、どちらにしろ面白くなればいいと思いつつ、 再び仲良くなった二人の姿を見たいという気持ちもある。

 今後の課題として、 本記事で示した解決方法が実際に有効であるのか検証する必要があることがあげられる。 また、今回もち氏陣営が謝罪するべきだという結論に至ったが、 その結論の根拠が弱いのではないか、という考えも否定できない。 結論の頑健さを補強するための策が必要かもしれない。


6.2 もち

 もち氏のTwitterとYouTubeへのリンクをここに貼る。 もち研究の第一人者(?)になれたことを誇りに思う。 あと、いろいろ書いてすみません。 そして、いつもありがとうございます。 下書きを読んでいただけたことも感謝しています。 これからもよろしくお願いいたします。

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6.3 MO'RYO

 MO'RYO氏のTwitterとYouTubeへのリンクをここに貼る。 勝手に先行研究にしてしまって申し訳ありません。 いつもMO'RYO氏の記事を楽しく読ませていただいています。 ありがとうございます。 そして、これからもよろしくお願いいたします。 モー点楽しみにしています。

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6.4 ジョー・力一

 力一氏のTwitterとYouTubeへのリンクをここに貼る。 力一氏の存在にはいつも力をもらっている。 この場を借りてお礼と謝罪を言いたい。 いつもありがとうございます。 すみません。 そして、これからもよろしくお願いいたします。

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*これはユーモア記事です。この記事に書かれていることは嘘です。 また、誰かを傷つけたり貶めたりするような意図はございません。 予めご了承ください。