黒てんこのお便りコーナー第2回(2021/01/02)

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*これはユーモア記事です。この記事内には嘘が紛れています。 また、誰かを傷つけたり貶めたりするような意図はございません。 予めご了承ください。


はじめに

記念すべきお便りコーナー第2回です。

今回は2020年12月26日~2021年01月02日の間に募集したお便りに返事を書きます。 届いたお便りは全部で65,536通。 お便りを投稿してくださった皆さまありがとうございました。 たくさんのお便りの中から素晴らしいお便りを選りすぐっていきたいと思います。

また、今回は色々含めて2万文字近くあります。 目次を活用しつつ、ゆっくり読んでもらえると嬉しいです。 それではどうぞ。



1通目:白滝さん

お便り

ドッグランでカニを食う、新宿のバーテンダー。
不覚にもカニカマを食べてしまい、死亡。
今日はバーテンダーの一周忌。
猫カフェでキャビアを食う、渋谷のホステス。
不意にとんぶりを流し込まれ、死亡。
今日はホステスの二周忌。
漁船に乗せられ山へ行き、その道三十八年のギャンブラー。
不慮に淡水を飲み、死亡。
今日はギャンブラーの三周忌。
そして私は十七歳。
一人また一人と奇人は死に、私は老いる。
そんな十二月■五日。
今日は先生が死ぬだろう。

返事

白滝さん、素敵な詩ありがとうございます(詩であってますか?)。

詩には詩を返そうかと思ったのですが、 このタイプの詩を返せる自信がなかったため、 今回は私なりの考察をさせていただきたいと思います。 えっ? 絞殺? 違いますよ、考察です。

まずは一周忌を迎えた新宿のバーテンダーです。 この方はカニを食べようとして間違えてカニカマを食べて亡くなってしまいました。 しかし、当然のことながら一般的にカニカマを食べて死ぬことはありません。 それではなぜこの方は死んでしまったのか。 分かりますか?

おそらく死因はショック死です。 この方はカニを食べようとしていました。 つまり、この方の口はカニの口になっていたのです。 しかし実際に食べたものはカニカマ。しかも安物です。 カニと安物のカニカマのギャップが大き過ぎたあまりにショックを受けて死んでしまったのでしょう。 どうですか?

次は二周忌を迎えた渋谷のホステス。 この方の死因は考察するまでもなく他殺です。 「不意にとんぶりを流し込まれ」と書かれているからです。 何者かにとんぶりを口に流し込まれたことによる窒息死です。 殺した犯人は誰なんでしょうね?

その次は三周忌を迎えた歴38年のギャンブラーです。 この方も渋谷のホステスと同じく殺されています。 なぜなら「漁船に乗せられ」と書かれているからです。 またしても何者かが登場しています。 その何者かがギャンブラーを漁船に乗せて山に連れていき、淡水を飲ませたのです。 そして淡水による窒息死、または淡水アレルギーによってギャンブラーは亡くなってしまいました。 いやはやまったく犯人は誰なんでしょうね。ね?

そして最後はあなたです、白滝さん。 あなたは詩の最後に「今日は先生が死ぬだろう。」と書いていますね。 普通だったらこんなことは書きません。 しかし、白滝さん、あなたは違います。 あなたにはこれを書くことができる。 なぜなら! 今日! あなたは! 先生を殺すつもりだからです!  三年前にギャンブラーを淡水で殺害し、 二年前に渋谷のホステスをとんぶりで窒息死させたあなたは、 今日この日に先生を殺す。 私には全部丸っとお見通しなんですよ!! 

そんなこと私がさせません!  もう警察は呼んであります。 白滝さん、年貢の納め時です。 あなたはもう逃げることはでき……な……い、あれ?  頭がクラクラする……うぅ……嘘だろ? ……薬を……薬を盛ったな!  さっき食べた……オムライスに……薬を……青酸カリを……盛ったな…… 何か変な味がすると……思ったんだ……

いやだ……しに……たく……な……い……


2通目:手相とアロマさん

お便り

黒てんこさん、こんにちわ。
私は社会人一年目の新卒なのですが、最近になって、どうしても治らない癖がついてしまいました。
それは、辛い事があった時に辛いものを食べてしまうと言うものです。
元々、そこまで辛い物が得意という訳ではなかったのですが、仕事でミスが続いたり、
先輩に怒られたりした時などに無性に刺激を身体が求めてしまうのです。
しかし、私はお腹がめっぽう弱く、次の日はお腹が痛過ぎて、仕事が手に付かないこともしばしば…。
この悪癖をどうすれば、治せるのでしょうか?黒てんこさん、教えて下さい。

返事

手相とアロマさん、とても綺麗なお便りありがとうございます。 文章が綺麗過ぎて泣きました。 こんな綺麗なお便りを書くことができる手相とアロマさんは、きっと心も同じくらい綺麗なのでしょう。

そして本題の「辛いときに辛いものを食べてしまう」という話についてです。 これはストレスが溜まってその発散方法を求めた結果、 最も手軽に得られる刺激として『辛いもの』を食べるという選択に至ったのだと思います。 つまりこの癖を直すには、ストレスの原因を取り除くか、または別のストレス発散方法を見つける必要があると考えられます。

仕事を辞めたり、先輩を八つ裂きにしたりすることができるならば話が早いですが、おそらく難しいと思います。 そうなると新しいストレス発散方法を見つけるしかありません(他にも転職や休職などの方法があります)。

ストレス発散方法と言えば、一番は趣味ですね。 映画を見たり、音楽を聴いたり、散歩をしたり、色々あります。 このご時世では外出が難しいためできることは限られますが、 家の中でできる趣味もたくさんあると思います。 手相とアロマさんには何か趣味がありますか?  いや答えなくて大丈夫です。

手相とアロマさんに趣味があろうとなかろうと、私にはおすすめしたい趣味があります。 それは『小説を書くこと』です。 「小説を書く? 何言ってんだこいつ?」、今あなたはそう思いましたね?  落ち着いてください。説明します。

まず小説を書くという事は非常に楽しいです。 自分で世界を作り出し、自分で物語を紡ぎだすことができるのです。 可能性は無限大! どんな設定だろうとどんなキャラクタだろうと自由に生み出せます。 しかも現在は様々な小説投稿サイトが誕生していて環境も素晴らしく整っています。

また、小説を書く事はとても手軽な趣味です。 私はパソコンで執筆していますが、スマートフォンでも十分に小説を書く事ができます。 また、極端な話、紙とペンがあれば小説は書けます。 つまり、「辛いものを食べる」ということよりも手軽にストレスを発散することができるのです。

「いやいや待ってよ、小説を書くことがストレス発散になるの?」、そういった疑問も生まれると思いますが、 その点は大丈夫です。 小説を書いているとだいたいのことがどうでもよくなります。 普段の生活で嫌なことがあっても「でも私小説書いてるしな。問題ないな」と思えるようになります。 本当です。 どうでしょう。小説、書いてみませんか?  (もうすでに小説を書いていたら余計な話でしたね。すみません)

あと、話は変わりますが私は牛乳が好きです。 しかし、牛乳を飲むと30%くらいの確率でお腹を壊します。 それでも牛乳を飲み続けています。 仲間ですね。

最後に余計なお世話かもしれませんが真面目なアドバイスも書いておきます。 (私は医療関係者ではないので「黒てんこが何か言ってるなあ」くらいのアドバイスとして聞いてください)。

本当に仕事が辛い、その他にもストレスの原因があるなどの悩みがある場合は、 心療内科を受診することをおすすめします(小さい悩みでも受診して問題ないと思います)。 心の病気はかかってからでは治すのにかなりの時間が必要になる場合が多く、 症状が軽いうちに受診することが大切だという話をよく聞きます。

それではお体にはお気をつけて。


3通目:足利おじさんさん

お便り

ラザニア?

返事

■■■■■■

「うん? ごめん聞こえなかった」

「だから、それってラザニア?」

「ああこれ? これはラザニアっていうか、ハヤシライス」

 とある日の深夜、私と足利おじさんはファミレスにやってきていた。 深夜のファミレスには客が少なく、ほぼ貸し切りのような状態になっている。 こんな時間に働いている店員には頭が下がる思いだった。

 私は足利おじさんよりも一足先に店に入ってハヤシライスを注文していた。 それから5分ほど遅れて足利おじさんがやってきた。 足利おじさんは席に座るなりこの店で一番高いステーキを注文する。

「こんな時間にステーキ?」

「ハヤシライスもステーキも変わらんだろ」

「たしかに」

「それでネタは?」

「半分くらいはできた」

 私はカバンから大学ノートを取り出す。 そのノートの表紙には汚い字で『ネタ帳』と書いてある。 私と足利おじさんは漫才コンビ『足利ズ』を組んでいる芸人なのだ。

「ちょっと見せて」

 足利おじさんは私からネタ帳を受け取ると、ぱらぱらとページをめくった。

「ここのさ、『メンチカツはカツメンチにはならねえだろ』ってツッコミさ、面白いな」

「でしょ。一番のお気に入り」

 私と足利おじさんは笑い合った。

「M-1、もう明日だな。緊張するわ」

 足利ズは明日から始まる漫才大会『M-1』に参加する予定だった。 もちろん目標は優勝。 優勝すれば1千万円が貰える他にも、たくさんの仕事が私たちの元に舞い込んでくるのだ。 まるで夢のような大会である。

「どうする、もし優勝しちゃったら?」

「もしじゃねえだろ。優勝するんだよ。それが芸人ってもんだぜ」

 足利おじさんは力強く答えた。

「そうだよね。じゃあさっそくネタ、作ろっか」

「おう」

 ネタ作りはそれから5時間にも及んだ。 お互いにアイディアを出し合い、時には喧嘩をしたり、仮眠を取ったりなどして完成度を高めていった。 そして午前6時、ついにネタが完成する。

「ネタ、完成だ」

「感動し過ぎて泣いちゃう。あっ鼻水も出てきた」

 二人は抱き合って喜んだ。これでM-1優勝だ!

 そしてそのままM-1会場へ。

 私と足利おじさんのコンビ『足利ズ』は見事に1回戦で敗退した。

「解散するか」

「うん」

■■■■■■

どんでん返しも盛り上がるポイントもない小説。 だけどこんなんだって小説なの。 足利おじさん、そうだよね?  これって小説だよね?  そうだと言ってよ!

「これは……小説だよ」

「ありがとう……足利おじさん……(泣)」


4通目:キャットフードさん

お便り

おならのにおいがパイナップル

返事

キャットフードさん素敵な詩ありがとうございます。 「おならのにおいがパイナップル」、 とても趣深いですね。いとおかしですね。 口に出して言いたい日本語トップ10に入ったり入んなかったりしそうです。

「におい」がひらがなであることも良いですね。 これが「おならの匂いがパイナップル」ではやはりうまくないですね。 文章から固い印象を受けてしまいます。 しかし、「匂い」をひらがなにして「おならのにおいがパイナップル」にすることで、ほら、柔らかいですね~。

あとはやっぱり「パイナップル」が良いですねぇ。 これが他の果物だとどうなるか。 たとえばドラゴンフルーツ。 「おならのにおいがドラゴンフルーツ」、 ちょっと語呂が悪いですねぇ。意味も分からない。 やっぱり「パイナップル」じゃなきゃしっくりこないですよねぇ。

そして、詩には詩を返そうかなと思っていましたが、気が変わって俳句で返すことにします。 そっちのほうがきっとキャットフードさんも嬉しいですよね。 昔からキャットフードさんは俳句を欲しがっていましたね。 この欲しがり屋さんめ(笑)。

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イチョウから 銀杏落ちて こりゃ臭い

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どうですか、私の俳句。

あと、もしかして「おならのにおいがパイナップル」は詩ではなくて、 小説のお題だったりしますか。 それだったら申し訳ありませんでした。 俳句なんて書いている場合ではなかったですね。

「おならのにおいがパイナップル」を題材にして、 短い小説を書いてみます。

■■■■■■

「おい、おならしてみろよ」

 二限目と三限目の間の休み時間。 いじめっ子のカズオ君が僕にそんなことをいってきた。 いじめられっ子の僕は従うしかない。

「分かったよ」

 僕はお腹に力を込める。 僕のお腹がぎゅるぎゅると動き始めた。 実を出してはいけない。 こんなところで実を出してしまったら僕の人生はおしまいだ。 実を出さないように気を付けながらお腹に力を込めていく。

「早く出せよ」

「待ってもう少し。あっ、出そう」

 ブッ!!

 おならが出た。良かった。すかしっぺじゃなくて。 すかしっぺなんて出してしまったらいじめっ子のカズオ君が何ていうか分かったもんじゃない。

「おい、こいつおならしやがってぜ」

「カズオ君がしろっていったんじゃないか」

「うるさいやい! ……ん? 何だこの匂い? もしかして……ドラゴンフルーツ?」

■■■■■■

 もしかしてオチが読めてしまいましたか。 私もまだまだですね。 面白い小説を書けるように精進します。 てへぺろ。ぺろぺろ。


5通目:キャットフードさん

お便り

地獄で血の池地獄とか、針山地獄のように新しい地獄が発見された、性癖地獄、果たしてそれはどんな地獄??

返事

キャットフードさん、大喜利のネタありがとうございます。

私は大喜利が大の苦手です。 何度か一口嘘ニュースにもお便りを送ったことがあるのですが、 いまだに一度も採用されたことがありません。 最近は諦めて送らないことのほうが多いです。

そんな私ですが、今回はせっかくお便りをいただいたので大喜利をやってみたいと思います。

ではいきますよ~。

質問の答えはすばり『正反対の性癖(ここでは性的嗜好の意)を押し付けられる地獄』です。

たとえば「罵られると気持ち良くなっちゃうヤンキー」がいたとします。 しかし、性癖地獄に落ちたそのヤンキーは「褒められると気持ち良くなっちゃう」性癖を植え付けられてしまうのです。 地獄の番人たちからヤンキーはどんどん褒められます。 「えっ? ヤンキーやってるんですか!? すごーい!!」 「えっ? 5人でおじさん1人をリンチした!? かっこいい!!」 などなど、どんどん褒めてくれます。 そして本当は罵られることが大好きなヤンキーは、 なぜか褒められているのに気持ち良くなってしまうのです。

するとどうなるか。 ヤンキーの人格が2つに分かれるのです。 いわゆる「二重人格」というものですね。 二重人格はその環境から逃れるために逃避行為として発生します。 ヤンキーは「褒められて気持ち良くなっちゃう自分」を自分の中から切り離すために人格を分けたのです。

これがドラゴンボールの「神様とピッコロ」誕生秘話となります。 作中で神様は「自分の闇の部分がピッコロになった」みたいなことをかっこつけて話していますが、 これが真実です。 性癖地獄に落ちたヤンキーが二つに分裂した結果、神様とピッコロが誕生したのです。 本当です。信じてください。

以上が性癖地獄の説明でした。 いかがでしたでしょうか。 やはり私には大喜利向いていませんね。 大喜利の勉強のために一口嘘ニュースのコーナーを聞き返してみようかなと思ってはいます (おそらくしないとは思います)。 大喜利の勉強に向いている教材などがあれば教えて頂けるとうれしいです。 それではまたのお便りを楽しみに待ってます!! (大喜利怖い……それでも私、頑張るから!!)。


6通目:手相とアロマさん

お便り

題名が「右手で盗んで、左手で返す」の小説を書いて欲しいです。

返事

■■■■■■

題名:右手で盗んで、左手で返す

 俺の能力は右手で触れた人間の記憶を盗み、 左手で触れた人間の借金を返すことできる。 素晴らしい能力だ。 自分自身には使えないが、 そんなことは些細なことだろう。

 ちなみに左手の能力は人生で一度も使ったことがない。 なんで他人の借金返さなきゃならんのだ。

「マッチ、買って」

「うん?」

 1月の夜の街中。

 俺が帰路を歩いていると、 街灯の下でマッチを売っている女がいた。 10歳くらいだろうか。 あんな子供が一人、真冬の夜にマッチ売り。 この街の治安が良いから大丈夫なものの誘拐されてもおかしくない。

「おい、買ってやるから早く家に帰れ」

 親切心からマッチを買ってやることにした。

「はい。1箱千円」

「たかっ! まあいいだろう。ほら」

 俺は千円を渡してマッチ箱を受け取る。

「今日からよろしく」

 唐突にその幼女が良く分からないことを言ってきた。

「何を言ってる?」

「あなたはもう私から離れられない。これが私の能力」

「能力!? お前も能力使いか!?」

「能力使い同士は引き合うの」

 俺は急いで逃げようとした。能力使いなんかと一緒にいるわけにはいかない。 どんな危険に巻き込まれるか分かったもんじゃない。 しかし、どんなに力を込めても俺の足はピクリとも動かなかった。

「足が、動かない」

「私のマッチを買った人間は私の世話をしなければならない。そういう能力」

「いや何それ!?」

 理不尽過ぎる。意味が分からない。なんだその能力は。 俺は頭をフル回転させてこの場をしのぐ方法を考える。

 その時。

「いたぞ! あの女だ! 捕まえろ!」

 黒いスーツを来た男たちが走ってきた。 その手には銃が握られている。 次から次に良く分からないことが起こる。 俺はすでに危険に巻き込まれたということか。

「逃げるよ」

 幼女が走り出した。俺も続けて走り出す。

「おい女。あいつらはなんだ」

「女じゃない。クマよ」

「今はいいだろ……クマ、あいつらは?」

「……秘密」

「ふざけるな! 教えろ!」

「……嫌だ」

 俺は無理やりクマの頭を掴んだ。

「急に何を!? うっ」

 俺はクマの頭から記憶を盗む。 なるほど、あの黒服たちは金貸し屋だ。 どうやらこのクマという女は借金をしているらしい。 しかも相当な額。 黒服たちが銃を持って追いかけてくるのも頷ける。 とうとうこの時が来たか。

「うう……気持ち悪い。何したの」

 俺はクマの言葉を無視して左手で頭を掴んだ。

「また!? あれ? 今度は気持ちいい……」

 俺は人生で初めての能力を発動した。

 『借金返し』

 途端に黒服の男たちが走るのを止めた。

「あれ? 何で俺たちはあの女を追いかけてるんだ。借金は返してもらったはず……訳が分からん。帰るぞ」

 黒服の男たちは帰っていった。

「助かったの?」

「ああ、俺の能力だ。お前の借金は全て返したぜ」

 ……

 ここから始まる「俺」と「クマ」の物語。

■■■■■■

このお題を読んだとき、漫画「HUNTER×HUNTER」に登場するクロロという人物を思い出しました。 ネタバレになってしまうのであまり詳しくは書きませんが、 彼は両手に能力を持ってるタイプの人間です。ちなみに盗賊でもあります。 そのせいもあって特殊能力的な小説にしようと決めました。 少しでも面白い作品になっていれば嬉しいです。


7通目:足利おじさんさん

お便り

対戦後、平和を渇望した多くの国は、神によって奪われた統一言語を再現する実験を始めた。
国ごとに選ばれた13歳以下の子供たちによる、言葉の冒険が始まる。

返事

足利おじさんさん、お便りありがとうございます。

これは小説のあらすじですね。 足利おじさんさんも小説を書くのですね。 仲間です。私も小説を書くことを趣味としています。 小説を書くことを趣味にしていると、 他の人の作品をどうしても考察したくなります。 そこでここでは足利おじさんさんのあらすじを考察していこうかと思います。

まず、『対戦後、平和を渇望した多くの国は』という一文からたくさんの国の間で戦争が起きたということが分かります。 いわゆる世界大戦というものですね。 この大きな戦争で多くの国は多くのものを失い、平和のほうが良いなとなったわけです。

そしてそのあとの文章に『神』が登場し、統一言語を奪います。 この神はそのままの意味での神なのか。 それとも何かの隠喩なのか気になるところです。 たとえば世界大戦によって統一言語が失われ、その世界大戦の隠喩としての神、つまり「世界大戦=神」としているのかもしれません。 神の力のように思えるほど、世界大戦は人類の範疇を超えた力なんだということです。

さらに、『神によって奪われた統一言語』ということは、以前までは世界中で同じ言語が使用されていたことになります。 どの国でも同じ言語で会話が可能というのは面白そうですね。 現在の私たちの世界では「多様性」という単語が流行っていますが、 統一言語が存在していたらどんな世界になっていたのでしょうか。 外見が異なっていても同じ言語を喋っている人同士では仲間意識が芽生えるという話をよく聞きます。 どの国でも同じ言語が使用されていたらもう少し平和になるのでしょうか (この点においても議論のしがいがありそうです)。

そして一番の問題は、その次の文章にある『統一言語を再現する実験』です。 これは一体どういう実験なのか。 なぜ各国から13歳以下の子供たちが選抜されて『言葉の冒険』なるものに挑戦しなければならないのか。

その理由として、私の考えとしては、言語を習得することにおいては大人よりも子供のほうが優れていることが挙げられます。 新しい知識を吸収しようとする子供の力は凄まじいのです。 つまり、「統一言語」というものがすでに存在していて、 その「統一言語」を習得する旅に出るというのならば大人よりも子供のほうがいいのかもしれません。

しかし、子供なら何歳でもいいのかといえばそうではありません。 さすがに赤ん坊には旅は厳しく、高校生くらいまで育ってしまっては知識の吸収力は落ちてしまっています。 そこで13歳以下、だいたい小学生高学年~中学1年生あたりが一番良いと考えられたのだと思います。 そのあたりの年齢ならば話も通じるし、理解力も十分にあります。 子供たちだけで旅もできなくはないでしょう。

ここまで書いてふと思いつきましたが、 なぜ子供たちだけの冒険が前提なのでしょうか。 その13以下の子供たちの冒険に大人はついていくことはできないのでしょうか。 ここにも何か謎が隠されています。

以上より、この作品を読み解くためには以下のことを解明しなければなりません。

  • 対戦の内容
  • 神の存在
  • なぜ統一言語は消失したか
  • 統一言語を再現する実験の内容
  • 13歳以下の子供たちとは誰か
  • 言葉の冒険とは何か
  • 冒険に大人がいけない理由は何か

そしてこれら全てを解明するためにはかなり大きな物語が必要になり大変そうです。 しかし、絶対に面白いものになると思います。 足利おじさんさんの作品楽しみにしています!!


8通目:足利おじさんさん

お便り

わたしの国は、禁止されているものはいっぱいある。「銃」、「酒」、「砂糖」、、それから「音楽」もだ。
15年前、火薬の破裂音を快音にするという馬鹿げた発明をした科学者がいた
その成果に目をつけた快楽主義者や反社会団体へ手が渡り、強制的に演奏会が開かれた。
瞬く間に、世界的に音楽が失われた。

返事

足利おじさんさん、またしても小説のあらすじありがとうございます。

この設定はかなり面白い発想だと思いました。 火薬の爆発音が快楽に繋がってしまう発明。 そして「音楽」が禁止された世界。 しかも「音楽」だけではなく「酒」や「砂糖」なども禁止されています。 何があったのかは分かりませんが何かが起こったことは間違いありません。 私にはこんな設定思いつけません。 この小説、絶対に売れます!

だから足利おじさんさん、早く小説を書いてください。 そして売り出すのです。 今は電子書籍として個人でも売り出すことができます。 足利おじさんさんがこの作品を売り出せばベストセラー間違いなし!  百万部突破ですぐに億万長者です。

もしくは出版社への持ち込みやコンテストへの応募でもいいです。 どのルートを辿っても必ず出版にはたどり着きます。 最終的には億万長者。すごい! 

それにしてもこの作品も考察しがいがありますね。 「銃」「酒」「砂糖」「音楽」などが禁止された国はどんな姿なのでしょうか。 たしかに現在の日本でも禁止されているものはいくつかあります。 百歩譲って「酒」の禁止はできるかもしれません(お酒は危険に繋がりやすいから可能性としてはありそう)。 しかし、「砂糖」、そして「音楽」の禁止は辛すぎますね。 「砂糖」も「音楽」のように大きな危険に繋がってしまうのでしょうか。

この物語の進む方向としては、 やはり主人公が音楽を取り戻すのだと思います。 とある発明により「音楽」は危険になってしまった。 だからその発明を封じるような新たな発明を目指す、 といった感じでしょうか。 考えるだけで面白そうです。 私もこういった発想ができるようになりたいですね。

足利おじさんの作品を楽しみに待っています。 またのお便りよろしくお願いします!!


9通目:七篠時朗さん

お便り

大量のピテカントロプス、どこ行った?

返事

七篠時朗さん、お便りありがとうございます。

ピテカントロプス、良い響きですね (変換するのが難しくてコピペしました)。 「さよなら人類 / たま」の歌詞に出てくるので何となく存在は知っていましたが、 結局検索して調べてしまいました。人なんですね。

そんな私が初めてピテカントロプスと出会ったのは3年前、 桜散る4月の公園でのことでした。 都内某所にあるその公園は子供の遊び場としてとても良い環境です。 私が訪れたときもたくさんの子供が遊具を使って遊んでいました。

その中にピテカントロプスが立っていたのです。 木に向かって棒立ちです。 どうやら「だるまさんが転んだ」をやっていたようなのです。 一人で。 ピテカントロプスは一人で「だーるーまーさーんーがーこーろーんーだ!!」と大きな声で叫びます。 それを聞いた子供たちは怖がってどこかへ行ってしまいました。

ピテカントロプスは言いました。

「子供たちがいなくなってしまった。何かあったに違いない。私も逃げたほうがいいのだろうか」

そしてピテカントロプスは考え込んでしまいます。

私は言いました。

「気にすんなよ。ピテカントロプスだって人類だよ」

それから私とピテカントロプスは一緒にたまの「さよなら人類」を合唱しました。 涙を流しながら、人類を憂いながら、二人で熱唱したのです。 ピテカントロプスは自分が歌詞になっていることが嬉しくて泣いていたようです。 私は「そんなことで泣くなよ」と言ってあげました。優しいですね。

「そう言えばさ」

私はピテカントロプスに尋ねます。

「ピテカントロプス、あんなにたくさんいたのにどこいったの?」

ピテカントロプスは答えてくれました。

「あの虹の向こう側さ」

遠くに虹が見えました。とてもとても綺麗な虹がそこにはあったのです。


10通目:キャットフードさん

お便り

物語を語る騙り手
兎を見かけ
追う先の道を行き
兎を捕え
暖炉の端に消し滓溜
兎の熱を待つ
兎から夕闇の微睡へ
火曜は燃えるゴミの日
兎が時刻見て三十分前に
兎酷使残酷未来
空の雷眩い光
兎毒を食う兎死に絶える
兎の未来兎知らず
魚雷に兎夢を見る
兎と悪が交差する
兎と違う兎知らぬ
語らない兎達の
無音の交響曲
兎の声と車の音が
耳に兎の絶命と
兎高し飛び跳ねる
その先の道を知らぬとも
高い兎のその先は
命無いと等しい事実
兎が今往くこの道は
金不要か野生へと
兎は一人でいられるか
兎は闇に消えるのか
藻屑は湾の底の底
日本一から大損害
兎は熱に包まれる
兎の言葉ばかり兎だけ
兎は人になれるのか
閃光から逃げる空から来る
ジャイアンの主張を跳ね返す
兎の目に見えない恐怖
そこにいるのか分からない
数値化された兎の街
目先の兎だけでなく
情報の偽は兎は鵜呑み
コロコロと変わる主張
従いもせず

返事

キャットフードさん、うさぎグランプリのお便りありがとうございます。 本当にありがとうございます。 いや~ありがたい!  ホントにありがたい!! こういった怪文書もまた趣深いですよね。

ここは私もうさぎ文でお返しいたします。

■■■■■■

 キャットフードさん、私とあなたが出会った兎の日。

 お互いに兎を抱いていましたね。

 あなたは白い兎。私は黒い兎。

「綺麗な兎ですね。お名前は?」

「キャットフードです」

「あっいえ、兎のほう」

「ああ、うさ吉です」

「あら良いお名前。うちの兎はうさ太郎」

「うさ太郎!? うさ太郎だと!?」

 キャットフードさんはいきなり怒り出しました。

「お前が……私のうさ子を」

「うさ子? どなたですか」

 私は尋ねた。

「どなただと! お前のその兎が寝取った兎だ!!」

「ええ!?」

「お前の兎はクソ兎だ!! このクソ兎め!!」

 どうやらうさ太郎がそのうさ子という兎を寝取ったのは本当らしい。

 こうなったら謝るしかない。

「……ごめんね」

「……いいよ」

■■■■■■


11通目:サメから捻り出した盲腸さん

お便り

家であった出来事書きまーす。
紙どこあるか聞いたら紙ぶん投げられましたー。
ペン何処あるか聞いただけで何も出来ないゴミのようなダメ人間のような事を言われましたー。
当然キレましたー。

返事

サメから捻り出した盲腸さん、お便りありがとうございます。 名前からもの凄い力強さを感じました。 良い名前ですね。 しかもひねり出したのは盲腸。 大腸でも小腸でも十二指腸でもなく盲腸。 なかなかぶっ飛んでますね。 それとも盲腸炎のほうの盲腸でしょうか。 それなら病気を取り出した(治した)という意味になりますね。 すごい! 

今回のお便りは家での出来事。 家での出来事を送ってくださったのはおそらくサメから捻り出した盲腸さんが初めてです!  ありがとうございます。

紙とペンの居所を聞いただけで喧嘩が起こる家庭。 詳しいことは分かりませんが、 サメから捻り出した盲腸さんがもしその状況に辟易しているならば、 早めに家を出ることを考えた方が良さそうです(当たり前のことを言ってすみません……)。 ストレスの根源は断って損はないと思います(そうは言っても簡単には断つことはできないと思いますが……)。

また、もし家庭環境の改善を望むなら、 第三者の力が必要になるのではないかと思います。 自分たちの力で家庭の問題を解決するというのはかなり難しいという話をよく耳にします。 インターネットで検索してみると相談窓口を色々と見つけることができます。 専門家に任せるというのも一つの手かと思いました。

最後に余談ですが、 もしサメから捻り出した盲腸さんが何かやる事を探しているなら、 小説を書くことをおすすめします (すでに小説を書いていたらすみません。ただの余談です)。 まず小説を書くことは単純に楽しいです。 趣味として最高のものだと私は思っています。

次に小説を書くと自分の考えを整理することができます。 小説を書くとは自分の考えを文章にして書き起こすことです。 考えを文章にすることは大変ですが続けていくと自然に書けるようになっていくのです。 そうなると自分の考えが整理されてスッキリします。 悩みがあるときなどにもちょうどいいです!  気が向いたらぜひ! 

お便りありがとうございました。 またのお便りをお待ちしています!


12通目:キャットフードさん

うぅ...お腹痛い...これは丸いうんこがいっぱいでるなぁ...
って君僕の乳首にパチンコの回したりする奴付けないで!
ああっ!打たないで!右打ちやめて!うっ!ぁぁぁぁぁぁ!
ドボドボドボドボ(腸が活発になる音)ズボボボボボボ(丸いうんこが大量に出る)大当たりー!!!!
PS
0.5口の没

返事

キャットフードさん、素敵なお便りありがとうございます。

めちゃくちゃ面白いお便りだと思いました。 0.5口嘘ニュースで採用されなかったなんて信じられません。 あとで抗議の電話入れておきます。プンプン~。

「ウンコ」と「パチンコ」の組み合わせは思い付きそうで中々思い付かないと思います。 パチンコみたいに乳首を打ったら、 パチンコで大当たりしたみたいにウンコが大量に出てくる様子がとてもイメージもしやすい。 そして何よりも玉がウンコ。 ウンコが腸の中を駆け巡っているわけですね。 かなりうまいと思います。

一つ疑問点をあげるとしたら嘘ニュース向けかというところですね。 先ほど0.5口嘘ニュースで採用されなかったなんて信じられないと書きましたが、 どちらかと言えば嘘ニュースというよりも怪文書の類なのかもしれません。 そうなると「ジョー・力一の深夜32時」のふつおたコーナーに送ってみるほうが良いのかも。 あのふつおたコーナーは毎回合計で12通程度のお便りが採用されますが、そのうちの1通か2通が怪文書です。 少なくとも必ず1通は怪文書の枠があるので送ってみる価値はあると思います。

私も毎回怪文書を送っています。 怪文書書くの楽しいですよね。 特に深夜テンションで意味も分からず書いていると宇宙までぶっ飛ぶことができます。 合法の危なくない薬みたいなものですね。 もう採用されるとか採用されないとかそういった問題ではなく、 怪文書を書くこと自体に興奮します。

キャットフードさんも一緒に興奮していきましょう!!


13通目:ドロセル🂱さん

お便り

はじめまして。(と言いつつフォロワーさせて頂いております)
割とどうでも良い話ではありますが、お伝えしたいと思いお便りしました。
私は舞元力一46のお便りコーナーで初めて黒てんこさんの存在を認識致しました。
その時の黒てんこさんのお便りは最初から最後までぶっ飛んだ内容、
多すぎるボケ、そして雷おこし薫子というとんでもない超ハイセンスなお名前で大変感動致しました。
一体何をしたらこんな文章書けるのだろうと気になって気になって仕方なく、
私はすぐにTwitterを検索して黒てんこさんを見つけフォロー致しました。
伝えたいことはそれだけです!!!!

しつこくてすみませんが、雷おこし薫子さんって声に出して言いたくなりますね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

返事

ドロセル🂱さん、素敵なお便りありがとうございます。

まず何よりも、雷おこし薫子のお便りから私を知ってTwitterをフォローしてくださる方がいることに驚きました。 私は「ジョー・力一の深夜32時」では何度かお便りが採用されたことがあるのですが、 「舞元力一」ではあのお便りが初めての採用でした。 ものすごい奇跡だと思います。嬉しいです。

あと、たくさん褒めていただけたことも嬉しいです。 しかし実際のところあのお便りはノリと深夜テンションで書いたものです。 それに加えて舞元さんがしっかり読んでくれたことで面白くなったようなものなので、 意外と字面で見るとそんなに面白くはないかもしれません。

ということで、ここに雷おこし薫子のお便りを載せておきます (もしかしたら「思ったよりも面白くないな……」となってしまうかも(保険をかけておく!))。

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ハ~イ、力一。豊かな人生送ってる?

B’zの曲に「夢見るあなたはどの道進んでいるのかな」って歌詞があるけど、 君はどんな道進んでいるかな? ピエロ? VTuber?  ノンノンノン。君は君さ。君は君の道を進めばいい。そうでしょ?

私は今レバノンの海を泳いでる。このまま地中海を渡ってイタリアに入るつもりだよ。 そうその通り、不法入国ってやつさ。ばれなければ問題ないってこと。分かる?

私は私の道を進んでいる。他の誰とも違う私だけの道。誰も私に追いつけやしない。そうイタリアの警察だってね。 おっとそろそろいかなきゃ。今度はエベレストに向かうつもりだから会えたら会おうね。

バ~イ、力一。

雷おこし薫子より

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どうでしたでしょうか。

ちなみに私も「雷おこし薫子」という名前を気に入っています。 どのくらい気に入っているかと言えば、もし私がVTuberとしてデビューするならこの名前が良いくらいに気に入ってます。

最後に、どうやったらこのお便りを書けるのかという質問に対して答えます。 答えは「深夜テンション」です。 深夜テンションは全てを解決してくれます。 ドロセル🂱さんがお便りを書く際は深夜に書くことをおすすめします。 自分でも良く分からないお便りを生み出すことができますよ。 めちゃくちゃ楽しいですね。


14通目:スパルタさん

お便り

黒てんこ先生、年賀状大喜利の良いネタありませんでしょうか

返事

スパルタさん、お便りありがとうございます。

ジョー・力一さんの年賀状大喜利企画が発表されましたね。 お題「2021年、一大ブームになるものを教えてください」に対して、 画像を使って大喜利をするというものです。 締め切りは1月8日。さらに投稿作品は1人1通までというルール。 大変ですね。

私もこの企画に作品を送るつもりではありますが、 まだ何を送るか決まってはいません。 そこで、まずは去年の配信を見て採用作品の傾向を調べていきたいと思います。

1つ目:文字のみのものが多い。

この企画では画像を送るので絵が描けるわけですが、 ほとんどの作品が文字のみでした。 つまり単純に文章による大喜利が大半です。 しかし、手書きであったり、様々なフォントを使用していたりなど、 フォントで個性を出している作品がいくつかありました。 文章のみの場合はフォントの選択に力を入れるのはありなのかなと思います。

2つ目:結構採用されそう

去年の配信は5時間半ありました。 しかも1通を読むのにかかる時間は1分程度。 まだ去年の配信を全て見られてはいないため、 全部で何通読まれたかは分かりませんが、 結構採用されていると思います。 さらに今回は1人1通のみであるため、 採用倍率はかなり低くなるのではないかと考えられます。

3つ目:Googleアカウントの捨てアカを大量に作る

今回は1人1通と決まっています。 ではどうやって1人1通だと判別するかといえばGoogleアカウントと紐づけるのです。 作品を投稿するためにはGoogleアカウントのログインが必要になります。 しかし、Googleアカウントを大量に所持していれば1人で何通も送ることができます。 つまりね……おっと、これ以上はいけません。 本当はこんなことをしてはいけないのです。 絶対にダメですよ。こんなことみんな思いつくけどダメだからやらないだけですよ。 スパルタさん! ダメ! だめだって! ああ……やっちゃった……


15通目:雷おこし薫子さん

お便り

黒てんこさん、こんばんは。
今日も地中海は静かに波打っていますよ。
どうですか?
毎日を正しく生きていますか?
あなたの正しさは本当に正しいですか?
私はあなたが心配です。
あなたの思想がまっすぐでありますように。
ではまたお便り送りますね。

返事

私の思想は強い、あなたの思想よりもよほどね。

(自作自演お便り)


おわりに

お便りを送ってくださった皆さまありがとうございました。 おかげさまでお便りコーナー第2回を無事に投稿することができました。 6万通近いお便りを読むことはなかなかに大変でしたが、 その分様々なお便りを読むことができて楽しかったです。 この経験を日々の生活にも活かしていきたい所存でございます。

やはり皆さまお便り職人の方ばかりなためかあまり普通のお便りは届きませんね。 「黒てんこの名前の由来は何?」みたいな質問がすぐに来ると思っていた時期もありました。 しかし、届くお便りは「土舐めてみてもらってもいい?」のような変わったものばかりで とても面白いです。刺激をたくさんいただいています。

あと、私の返事が真面目だったりふざけていたりと、フラフラしていて申し訳ないです。 本当は全部ふざけたいのですが、返事を書いているときの気分がかなり影響してしまうのです。 めちゃくちゃテンションが高いときはかなりふざけやすいのですが、 私は根が真面目なので通常時の状態ではあまりふざけられません。 ふざけた返事を期待していた方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。 というように書いておけば大丈夫な気がしています。

以上で第2回お便りコーナーは終了です。 少しでも楽しんでいただけたならば嬉しい限りです。 このお便りコーナーは毎週やっているので、また来週もお便りを送っていただけるとありがたいです。 あと一人何通でも送っていただいて大丈夫です。 よろしくお願いいたします。


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